ケアマネジャーがご利用者によりよい支援をしていくために多職種連携、チームアプローチはとても大切ですが、新温泉町の新たな取り組みとして今年度(5月)から「つなぐノート」を活用することになりましたので、ご紹介させていただきます。
ご利用者に関わる人が増えれば増えるほど情報共有が難しくなります。例えば、ケアマネジャーが関係している全ての事業所、主治医等から日々、ご利用者の情報提供を受けていたとしても、ある事業所は知らなかった、聞いていなかった、主治医は知らなかったというように情報共有が出来ていないことがよくあります。
この「つなぐノート」はそんなことがないように、かかりつけ医や専門医療機関、地域包括支援センターや、ケアマネジャー、介護サービス事業所などがよりいっそう連携し、適切な医療や介護を行うために利用します。
ご本人やご家族はご自宅でのご本人の様子を「つなぐノート」に書くことでご本人やご家族が困っていることを、医療機関や介護の関係機関に理解してもらいながら対応していくことが出来ます。逆に介護の関係機関の担当者は、ご本人やご家族の状況に合わせたサービス内容の提供が出来ます。
つまり、これを活用することで、高齢者等とその家族の方が、安心して自分の住む地域で、医療と介護を隙間なく受けることが出来ます。
もちろんこの「つなぐノート」はご利用者本人の同意が必要なので、ご利用者、ご家族、各事業所と相談しながら、私達も必要に応じて有効に活用していけたらと思っています。
ゆむら居宅介護支援事業所は今後も気軽に相談出来る窓口として、
より身近な存在として地域に貢献出来るよう努めていきますので、
よろしくお願いします。ご覧いただきありがとうございます。