こんにんちは、ゆむら居宅介護支援事業所の管理者で主任ケアマネジャーの田中です。
私は主に在宅で生活されている高齢者を支援しています。
昨年は利用者はじめ、その家族、関係機関の方々にはいろいろ大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いします。当ブログには今年も時々登場しますので、是非ご覧ください。
Q.なぜ冬に高齢者の浴室での死亡事故が多いでしょう?
A.冬は急激な温度変化によって心筋梗塞や不整脈、脳梗塞・脳出血といった
命に関わる病気が増加します。急激な温度変化に伴う血圧変動をヒートショックと呼んでいます。
最近はニュースで取り上げられることも増えていますが、今回はヒートショックについて、その仕組みを理解して対策を一緒に考えていきましょう。
※詳細は下図をご参照下さい。
・ヒートショックを起こしやすい人とは?
・高齢者(65歳以上)の方
・生活習慣病(高血圧・脂質異常症・糖尿病)の薬を飲まれている方
・入浴前の注意点
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう
(2)湯温は40度以下、湯船につかる時間は10分未満を目安にしましょう。しっかりと水分を摂りましょう。
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
(4)食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。
(5)入浴前に一緒に住んでいる家族に一声かけて入浴しているのを意識してもらいましょ
う。
入浴する際は是非上記の注意点を意識して対策しましょう。
1月は寒波の影響で寒い日が続き、雪もよく降ります。雪かきや外出時に転倒しないように気をつけましょう。また、今年の冬はインフルエンザが流行っているので、手洗い、うがい、マスクなどの感染対策もしっかりして、体調には十分気をつけて過ごしましょう。